熊野古道(大門坂)
熊野那智大社の商店街のある駐車場から少し下ると、世界遺産に指定されている参詣道である大門坂から続く
熊野古道があります。
大門坂と言われる所以は、今はありませんが昔ここに大きな門があったことに由来します。
私たち一行は
熊野那智大社へ向かう途中の
大門坂を通り過ぎて、車で直接
熊野那智大社へと向かったわけですが、
本来ならば世界遺産に指定されている参詣道である
大門坂から続く
熊野古道を歩いて、
熊野那智大社へと向かうのが趣きに合っていていいのかもしれません。
熊野古道は大辺路・中辺路・小辺路・伊勢路などありますが、こちらは中辺路(なかへち)になるのでしょうか。
熊野古道を逆走するかたちで大門坂へと下りていきましたが、まだまだ続くし、時間もないということでしたので、途中までいって引き返してきました。。。
(次回は、ゆっくりと時間をかけて
熊野古道を散策してみたいものです。)
石畳の続く
熊野古道はそれはそれは素晴らしいものです。
息を切らしながらわらじで昔の人は熊野三山を目指したのでしょう。
雨で、道がぬかるんでしまわないように、石畳が整備されてきたようです。
参詣道の両脇にある巨大な杉の木が、立ち止まって深呼吸する度に癒してくれます。
「蟻の熊野詣で」といわれるようにつづら折りの
熊野古道を、昔の庶民や貴族、はたまた上皇までもが参詣に訪れた道ですので、感慨深いものがあります。
と、歩いていると。。。
平安貴族が!
通り過ぎていきました。。。
実は、これは平安時代の衣装を貸してくれるところがあって、そこで着替えて、平安時代さながらの格好で、
熊野古道を散策することができるというものです。
履いているものまで昔の格好ですので、転ばないようにゆっくりゆっくりと、かなり歩きにくそうでしたが、楽しそうです。
時代衣装は
大門坂入り口の
大門坂茶屋と
熊野那智大社で借りることができます。(2,000円〜)
ちなみに子供用もあるそうです。
「熊野詣で・伊勢参り」の2日目は行く場所が多いので次へ急ぎます。
次は来た道を引き返すように、山を下った所にある補陀洛山寺です。
↓今回の「熊野詣で・伊勢参り」↓
----------------------------------------
【初日】
・
玉置神社
・
和歌山県世界遺産センター
・
産田社
・
大斎原(おおゆのはら)
・
(ランチ)お食事処「しもじ」本宮店
・
熊野本宮大社
→
ホテル浦島泊
【2日目】
・
熊野那智大社
・
青岸渡寺
・
飛瀧神社
・
熊野古道(大門坂)
・補陀洛山寺
・熊野三所大神社
・神倉神社
・熊野速玉大社
→伊勢パールピアホテル泊
【3日目】
・外宮
・内宮
・猿田彦神社
・月読宮
----------------------------------------
【熊野古道(大門坂)】
関連記事